2020/09/12 17:15

見た目はそっけない

平らな板のようにも見える
ジャムスプーンですが
ティーキャディースプーンとともに
息の長いアイテムのひとつです。

スプーンと聞いてイメージするのは
ボールが窪んでいて
食べ物や水気のあるものをすくい
口に運ぶ、取り分ける、かき混ぜる
道具でしょうか。

毎朝の食卓で使うジャムは
スプーンに残りがちで
瓶の縁でトントンしてみたり
瓶の中で混ぜるか
パンでこそげるか
なめてしまうか
ある時ふと思いついて
くぼみを浅くしたスプーンを
作りました。

想像以上に好評でした。
以外な反応も返ってきました。

アイスクリームスプーンにすると
ひんやり美味しい。

赤ちゃんの離乳食にボールが浅く
口に入れやすい。

小さいサイズのものを化粧品の
スパチュラとして使っている。

発想が嬉しく励みになっています。

銀の素材のものを食卓で使う
機会はなかなかありませんが、   
 一本でも  慌ただしい日常に 
お皿の上や小さな器に
ジャムを取り分けて閑話休題。
静かで丁寧な時間が流れたら。

たくさんは作れませんが、
手打ちのスプーンたちが
それぞれ活躍してくれている
光景を想像しています。